- 特別リハビリ体験初回限定
- 120分1,000円
脳出血とは
脳出血とは脳の中の血管が破れ、脳の内部で出血した状態です。
脳梗塞やくも膜下出血とあわせて脳卒中に分類されています。
・脳出血は発生した部位で大きく5つに分類されます。
- 視床出血
- 被殻出血
- 小脳出血
- 脳幹出血(橋出血)
- 皮質下出血
- ・主な原因
- 脳出血の主な原因は、高血圧といわれています。高血圧の影響で動脈硬化を起こしてもろくなった脳の血管が血圧上昇時に破けるといわれています。
- また、脳の血管の生まれつきの異常である脳動静脈奇形、出血しやすくなる血液疾患、脳の血管に異常なタンパク質がたまるアミロイド・アンギオパチーなどの病気が原因で引き起こされます。
- ・主な症状
- 頭痛、吐き気、眩暈、運動麻痺や感覚障害、構音障害などがあります。
脳出血の改善方法とは
脳出血の治療は、状態に合わせて「薬物療法」「手術」「リハビリテーション」などの治療法が併用されます。
・薬物療法
高血圧が原因の場合は、血圧や脳圧を下げるための薬物療法を行います。
・手術
血腫が大きく脳の圧迫が強い場合や薬物療法で脳圧をコントロールできない場合は、血腫を除去するための手術が必要です。
・リハビリテーション
リハビリテーションは、日常生活への復帰を目的とした治療です。脳出血による症状や後遺症の回復を目的として行われます。
脳出血のリハビリテーションは専門的なもので、症状も人それぞれで、後遺症の回復も人それぞれであるため、個々の状態に応じたリハビリテーションが行われます。そのため内容や期間なども個々で異なってきます
脳出血のリハビリとは
脳出血のリハビリは急性期・回復期・生活期に分けられています。
・急性期(発症直後から約数週間)
病院で診療やリハビリを行います。この時期は、脳機能の回復や維持(脳の残存機能の低下予防)をするために、できるだけ早期にリハビリを開始することが必要です。また、血圧の状態を確認しながら実施していきます。
・回復期(3か月~6か月)
この時期は、機能が低下している部分の回復を目的としたリハビリがメインです。後遺症の程度にもよりますが、ベッドから起き上がることから始め、座った姿勢を保てるようになったら、車いすの訓練に移ります。その後、立ち上がり・歩行・麻痺した手の機能回復などに対する訓練が中心に実施されます。
・生活期(6か月以降)
自宅等への退院後、自宅でのサービス(訪問介護、訪問看護、訪問リハビリ)等や介護施設(デイサービスやデイケア)等でのリハビリを通じ、取り戻した身体機能の維持や改善を図り、日常生活の自立と社会復帰をめざした身体機能訓練が中心になります。しかし、この時期では制度上の問題により、目標に対するリハビリの量と質の確保が困難な場合もあります。
リハビリテーションを通して、麻痺側や全身への運動機会を増やし、残存している神経細胞が新たな回路を形成し機能の回復を図ることできます。
リハビリ方法について
脳出血のリハビリとして、関節可動域訓練、筋力訓練、促通反復運動、筋再教育、日常生活活動訓練など、一人一人の状況に合わせたプログラムを立案します。
常に最新かつ最良のエビデンスの一貫性を持ち、ご利用者様の意向も取り入れたアプローチをし、質の高いリハビリを提供しています。
リハビリの体験記
立ち上がり動作のリハビリについて
立ち上がり時、無意識に良い方の足に荷重をかけていることが多かったため、まずは麻痺側に荷重を促す訓練を実施しました。
始めに本人様に気づいてもらうため、動画で確認してもらい、どのようにすれば麻痺側へのせることができるのか、感覚を入れながら体で覚えて頂くように実施しました。
少しずつではありますが、麻痺側へ荷重をかけれるようになっていました。始めのせた感覚に対して違和感を覚えていましたが、何度か意識することでのせれるようになっていました。
ご自分の姿勢や動作を少しずつ修正することで、気づきが生まれ改善のきっかけに繋がると感じました。
理学療法士からの
メッセージ
ご利用者様の身体状態に合わせたオーダーメイドのリハビリを提供させて頂いています。身体機能や利用者様の希望を取り入れながら、日常生活動作や自主訓練の提案、趣味活動等の支援を行っています。
前向きな生活が送れるように支援させて頂くと共に、少しでもご利用者様やご家族様の笑顔が見られるように努めていきたいと思います。
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